
中小企業が業務代行を依頼するときの注意点|経理以外でも気をつけるポイント
著者: JIMUSURU / 2025-09-11 (更新: 2025-09-11)
中小企業が業務代行を依頼するときの注意点|経理以外でも気をつけるポイント

先生〜!経理のサポートについてはだいぶ分かってきたけど、
代行サービスを頼むときって、経理以外にも気をつけることあるのかな?🤔
代行サービスを頼むときって、経理以外にも気をつけることあるのかな?🤔

とても良い質問ですね。経理以外にも、バックオフィス業務全般を外注する際には「法的な制約」と「実務上のリスク」に注意が必要です。具体的に整理してみましょう。
📝 解説:業務代行で気をつけるべきポイント
1. 法律上の独占業務に注意
経理だけでなく、他のバックオフィス業務にも「専門士業の独占領域」が存在します。
- 社労士の領域
- 社会保険・労働保険の手続代理
- 就業規則や労務管理の指導
- 弁護士の領域
- 契約書のリーガルチェック・作成
- 取引先との法的トラブル解決
- 行政書士の領域
- 許認可申請、官公庁提出書類の作成
- 司法書士の領域
- 登記手続(会社設立・役員変更など)
👉 専門家が独占している部分は、必ず士業に依頼する必要があります。
2. 情報セキュリティ・個人情報保護
- 顧客リスト、従業員情報、売上データなどを取り扱うため、情報漏えいリスクに注意が必要。
- クラウドで共有する場合は、権限管理や暗号化がしっかりしているか確認しましょう。
- 契約書には「秘密保持契約(NDA)」を組み込むのが基本です。
3. 契約範囲の明確化
- 「どこまで代行するのか」を明文化しないと、トラブルのもとになります。
- 例えば「請求書の作成までは代行OK、入金確認や督促は範囲外」など、業務範囲を明確にしましょう。
- 契約時には、成果物の納期や責任分担も合わせて定めるのが安心です。
4. コミュニケーションの設計
- 外注先とのやり取りが煩雑になると、かえって業務が遅れることもあります。
- 週次・月次の報告サイクルや、チャットツールの利用ルールを決めることで、スムーズに進められます。
5. コストと効果のバランス
- 外注のメリットは「時間を空けること」ですが、費用がかかります。
- 固定費ではなく変動費化できる点が魅力なので、「依頼した分だけ支払う」仕組みを選ぶと経営にフィットしやすいです。

わぁ…!経理以外でも、社労士さんとか弁護士さんに任せないといけないことがあるんだね。
あと、契約範囲とか情報管理も大事なんだ…!💡
あと、契約範囲とか情報管理も大事なんだ…!💡

そうです。中小企業にとっては「どこを外注して、どこを専門家に任せるか」を見極めることが大切です。
その上で、JIMUSURUのようなバックオフィス支援を組み合わせれば、安心して業務を任せられますよ。
その上で、JIMUSURUのようなバックオフィス支援を組み合わせれば、安心して業務を任せられますよ。
✅ まとめ
- 経理以外でも、士業の独占業務には注意が必要
- 情報セキュリティと秘密保持契約(NDA)は必須
- 契約範囲・成果物・責任を明確にすることがトラブル回避のポイント
- コストは「固定費→変動費化」して経営を安定化させる
- コミュニケーション設計で効率性を高められる
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